“障害学生支援のなんでも屋” 特定非営利活動法人ゆに (大見出しの頭に「@」を、中見出しの頭に「@@」を入れています) ゆには障害学生の「したいことができる」、「行きたい所に行ける」を実現する、障害学生の学業と生活を支援するNPOです。 @ゆにとは 大学で(University)誰もが(Universal)、同じように学べるようにするための、ユニーク(Unique)な組織(Unity)という意味がこめられている、障害学生支援を専門とするNPO法人です。代表の佐藤(筋ジストロフィー当事者)は2003年に大学に入学し、当事者として学生組織や大学の支援部署の立ち上げに関わっていました。その経験とネットワークを活かし、2011年にNPO法人ゆにを設立し、現在に至ります。 京都を中心に障害学生の「学びたい」想いを実現する取り組みを行っています。 @活動内容 @@障害学生支援事業 ゆにでは、どの大学でも、障害学生が学びたいことを学べるようにすることを目指して、以下のような「障害学生支援事業」を行っています。障害のある学生ご本人はもちろん、障害学生の支援にかかわる学生や教職員の皆様のサポートも行っています。 障害学生支援に関してお困りのことや解決したい課題、実施したい取り組み等ありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。 情報保障 学内・通学介助のためのサポーター派遣 サポーター養成研修 FD/SD研修 施設バリアフリー調査 システム開発 また障害学生、教育機関教職員、サポート学生の皆さんからのご相談もお受けしています。 (ゆにを中心に様々な障害学生や、支援学生、大学がつながるイメージ図) <初級ノートテイク講座を実施する場合の流れ> 1.お問い合わせ 2.事前相談:支援の現状、到達目標、参加人数、教室の広さなどを事前に確認します。 3.お見積り 4.研修実施 (1)講義:ノートテイクとは、聴覚障害とは、紙とペンの使い方 (2)実践:実際に書いてみる、質疑応答 5.ご請求 6.フォローアップ @@修学旅行支援 ゆにでは、修学旅行で京都を訪れる障害のある中高生の方を対象に、修学旅行生の介助支援サービスを行っています。 グループ行動中の日中介助や宿泊先での入浴介助などを行っています。また、事前にスタッフが観光予定地や宿泊先の調査を行い、現地のバリアフリー度や車イス用トイレの使いやすさなどの情報のご提供もしています。 これまでにもたくさんの障害のある生徒さんの修学旅行参加に関わってきました。もし「私は行けるかな?」「私たちの子ども(生徒)は行けるかな?」と思ったら、まずはお問い合わせください。 @@生活支援ヘルパー派遣 ゆにの強みを活かした障害学生のためのホームヘルパー派遣 2011年8月15日、京都府より居宅介護等事業所指定を受け訪問介護事業を行っています。 障害をもった学生さんへの支援の中でも、在宅生活での支援をやっていくのがゆにのヘルパー事業の目的です。“学生生活”といっても大学の中だけでなく、一人暮らしをしてみたり、通学したり、研究でフィールドワークに出かけたり、その時を過ごすためにはその場に合った支援が必要です。障害があっても、「学びたい」「人とつながりたい」という想いを尊重し、この事業を通して支援することで少しでも実現できればと考えています。 支援者の養成のための研修事業も行っています。重度訪問介護従業者、同行援護 従業者等の研修を障害当事者が中心となって企画しています。 <重度訪問介護とは> 重度の肢体不自由者、常時介護を必要とする要介護者を対象とした訪問介護を行う介助者のこと。 全20時間のカリキュラムを全て修了すると、修了証明書が交付され、公的な障害福祉サービスである「重度訪問介護」等に従事することができます! 大学で肢体不自由学生の介助に入る際にもこの資格を要件の一つとしています。 <同行援護とは> 視覚障害者を対象に情報提供やガイドヘルプを行う介助者のこと。 5日間程度のカリキュラムを全て修了すると、修了証明書が交付され、公的な障害福祉サービスである「同行援護」等に従事することができます! 視覚障害学生の支援に入る際にはこの資格の有無を目安にしています。 @@その他の活動 民間団体の柔軟性を活かし、障害学生やその支援にかかわる方々が直面する様々な課題を解決するために、私たちにできそうなことならば、既存の手法や前例にとらわれず積極的に取り組んでいます。企業や障害者団体等の行事の情報保障、地域の学校等の福祉教育等への協力、各種研修・インターンシップの受け入れ、海外の障害者との交流会の実施等。困難にばかり目を向けるのではなく、「どうすればできるか」をともに考えていくことを大切にしています。 @ゆにの特徴 【制度の隙間を埋める支援】 大学での修学支援と学外の生活支援サービスをシームレスに提供できます! <各生活場面と対応する制度> 登校:市町村による「移動支援事業」 講義、昼食、ゼミ:大学による「学内介助」 下校:市町村による「移動支援事業」 夕食、入浴、就寝:国の制度である「重度訪問介護」 上記のように、生活場面によって対応する支援制度が異なりますが、ゆにではすべての場面を通して支援が可能です。 【多様な人材】 障害当事者が様々な活動に参加 介護福祉士、大学職員経験者、要約筆記者等多様な立場のスタッフがいます! 【障害学生支援の「なんでも屋」】 京都・大阪を中心に20以上の大学・高校等のご依頼に応じて活動しています。障害と学びに関して「こんなことできるかな」「やってみたい」ということがあれば気軽にご相談ください!小さな組織ですが一緒に実現できる方法を考えていきます! @“ゆに”の名前の意味 法人の名称である「ゆに」の由来は、ユニバーサル(誰もが公平に)・ユニバーシティ(大学)・ユニティ(団結)などの意味があり、設立に関わった仲間の想いが込められています。 @沿革 2003年:佐藤(本法人理事長・筋ジストロフィー)立命館大学入学 2004年:障害学生支援に取り組む学生団体「さぽーとnet」発足 2006年:同大学に「障害学生支援室」設置。さぽーとnetは講義外の支援へ 2008年:「サポート・けん」設立。基準該当居宅介護事業所として「生活」支援を開始 2011年:「NPO法人ゆに」に改組。障害学生支援・修学旅行支援、重度訪問介護従業者養成研修開始 2019年:同行援護従業者養成研修開始 @会員募集中! ゆには、全国的にも珍しい、障害学生の学業と生活の支援を活動の中核とするNPOです。 私たちは、障害学生支援をはじめとする各事業を通して障害者の社会参加を進めることで、私たち皆が暮らしやすい社会の実現を目指しています。小さな団体ですが、大きな社会的役割を担っていると自負しています。そんな私たちの事業に会員として参加してくださる方を募集しています。 会員には、総会での議決権を有する「正会員」と、総会での議決権を有せず主に資金面でご支援いただく「賛助会員」があります。いずれも年会費3千円で、会報「ゆに通信」をお届けします。 ご入会いただける方は、ホームページでお手続きいただくか、事務局にご連絡ください。 @組織概要 団体名:特定非営利活動法人ゆに 設立:2011年1月27日 代表:佐藤謙 会員数:96名 スタッフ数:常勤4名、非常勤約20名 @アクセス 京都市バス 北野白梅町バス停下車 徒歩20分 京都市バス 等持院南町バス停下車 徒歩10分 嵐電 龍安寺・等持院駅下車 徒歩5分 @連絡先 特定非営利活動法人ゆに 所在地 〒603-8354 京都市北区等持院西町60-10 TEL: 075-468-1633 FAX: 075-468-1666 www.unikyoto.com info@unikyoto.com